■簡単な自己紹介
私は40代半ばの男性で、FX歴はかれこれ10数年で、株や先物やCFDなどの経験もあります。
FXで負けた金額は、10数年のトータルで約30万弱といったところですが、ここ数年は利益を上げてきました。
5年程前が損失ピークで約150万ぐらいまで負けていたので、100万以上の利益を積み上げた事になります。
■FXで負けが続いた理由
私がFXで負けた理由はいくつもあり、そのどれもが他の負け組トレーダーと同じようなものです。
代表的なのは、早く大金を稼ごうと、無理なハイレバ取引の連続で資金管理ができていない。
メンタルが弱く、手法を継続できないだけでなく、損切りも確実にできない。
結果としてナンピンをしてその場逃れ、その何回目かで大損をする。
さらに、勝っているトレーダーのブログや動画を鵜呑みにして、それを見よう見まねで自己流に解釈して取引して、やっぱり負ける。
後は、長期取引を行いながらも、雇用統計など経済指標で大きなニュースがあると、それに参戦して慣れないスキャルで負けてしまうなどがありました。
要するに一貫性がなくて、自分を信じられずに適当な取引をしていたのです。
今がチャンスだ! FXで自分は勝てる! など根拠のない自信と、ギャンブル的な興奮が単に好きだったのでしょう。
■FXで勝てるようになった理由
上記のような無謀なFX取引をする人は、私だけでなく他の一般的な個人投資家に多いと思います。
それでも、損失を自分の許容範囲として貯金や収入が余剰にあれは問題ないでしょう。
でも、無限にお金がある訳でもなく、それに初心では「FXで大金を稼ぐ」と誓いながら、いつしか負けるのは仕方がないと諦めている自分がいて、それに納得できませんでした。
取り敢えず始めたみたのは、FXや投資に関する書籍を読み漁る事です。
そこには、海外の有名投資家だけでなく、古本屋で100円ぐらいで売られているFXブームの頃に乱発した投資本も含まれています。
人は、特に安い投資本は意味がないと貶すでしょうが、それでも当時の私は藁をも掴む気持ちで、何かのヒントにはなると思ったのです。
何よりも、FXで一度に数万や数十万負ける事もあれば、100円の中古本などはタダみたいなものですよね。
購入して読んで、それで価値がなければ処分すれば良いだけなのです。
有名無名の投資本を読んでいくと、ある共通点がある事に気が付きました。
それは、FXを含めた投資で一番大事なのは、手法よりも「精神面」であり「信念」なのです。
一度決めた事をやり続け、損切りをすると決意したなら、どんな状況でも絶対に行う強い精神力なのです。
結果、その後反発して利益になったとしても、損切りを繰り返す事が、相場に生き残る唯一の方法と知り、私はそれだけを実践しました。
損切りを出来るようになってから、後は負けた取引を徹底的に分析する事で、勝った時と何が違ったのか検証して、現在は勝てる様になったと断言ができます。
■まとめ
FXなど投資は世界中の優秀な人々や、大金を自在に投入できる機関投資家が蠢く、とんでもない世界です。
そこで個人投資家が利益を上げるのは、とんでもなく難しくそれこそ東大合格よりも困難な道のりです。
もし、そこで利益を上げるなら、徹底的に勉強や研究をするか、後は強い精神力が必要となります。
私の場合は、投資本を読み漁った事ですが、それがブログや動画など何でも良いと思います。
兎に角、自分が負けている事をきちんと認識し、次に一歩一歩確実に進んでいくしかないと思います。
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